スマホないのに学校行事把握、空白の3カ月…捜査本部、実態把握急ぐ 川崎20人殺傷

 川崎市の無差別殺傷事件では、4本もの包丁を事前に用意し、現場の下見を行うなど岩崎隆一容疑者=犯行後自殺=が入念に犯行を練っていた実態が明らかになってきた。だが、動機は浮かばず、引きこもり生活から突然凶行に及んだ状況も判然としない。カリタス小のスクールバス待ちの列を狙った意図も見通せていないという。事件は4日で1週間を迎える。神奈川県警多摩署捜査本部は実態の把握を急いでいる。

 岩崎容疑者は相当長期にわたり、引きこもり生活を続けていたとみられる。健康保険証は持っていたが、最新とみられる歯科医院の診察券は約20年前のもので、レンタルビデオの会員証の類いも一切なかった。