サニブラウン、目標は“地上最速”「ハキームの五輪になる」

 「地上最速」という高い目標を掲げる陸上男子のサニブラウン・ハキーム(20)が7日、全米大学選手権の100メートル決勝で9秒97をマークし、桐生祥秀(23)の持つ9秒98の日本記録を0秒01塗り替えた。「彼の目標は世界記録更新と国際大会のメダル。来年の東京五輪はハキームの五輪になるはずだ」。城西大付属城西中・高(東京)陸上部時代に6年間指導した山村貴彦監督(39)は、歴史に名を刻んだ教え子の夢舞台での活躍を予測した。(大渡美咲)

本番に強く

 父はガーナ人で、小学3年で陸上を始めたサニブラウン。山村監督によると、中学時代は全身の成長痛に悩み、成績を残せず苦しんだ時期もあったが、治まってからはめきめきと実力を伸ばしていった。

 日大時代に2000(平成12)年シドニー五輪で男子400メートル、1600メートルリレーに出場した山村監督も感心するほど本番に強いという。