ウグイス初鳴き、トノサマガエルの初見…気象庁が観測終了、「予報官庁」から「防災官庁」へ

 ウグイスの初鳴き、チューリップの開花…季節の訪れを示す指標として気象庁が続けてきた動植物の観測の大部分が、来年1月に終了することになった。生息数が減って確認が困難になったり、温暖化の影響で指標自体が「季節外れ」となってきていることなどが原因という。70年近く続いてきただけに戸惑いの声も上がるが、「予報」から「防災」に軸足を移そうとしている気象庁の変化も背景にある。(荒船清太)

実態にそぐわず

 気象庁が観測をやめるのは、ウグイスの初鳴きやチューリップの開花のほか、トノサマガエルの初見、シオカラトンボの初見といった計51種目の動植物観測。サクラの開花・満開やカエデの紅葉・落葉など、6種目の植物の観測は続ける。