
ウグイスの初鳴き、チューリップの開花…季節の訪れを示す指標として気象庁が続けてきた動植物の観測の大部分が、来年1月に終了することになった。生息数が減って確認が困難になったり、温暖化の影響で指標自体が「季節外れ」となってきていることなどが原因という。70年近く続いてきただけに戸惑いの声も上がるが、「予報」から「防災」に軸足を移そうとしている気象庁の変化も背景にある。(荒船清太)
ウグイスの初鳴き、チューリップの開花…季節の訪れを示す指標として気象庁が続けてきた動植物の観測の大部分が、来年1月に終了することになった。生息数が減って確認が困難になったり、温暖化の影響で指標自体が「季節外れ」となってきていることなどが原因という。70年近く続いてきただけに戸惑いの声も上がるが、「予報」から「防災」に軸足を移そうとしている気象庁の変化も背景にある。(荒船清太)