京アニ元社員が語る 社風とスタッフと未来

京アニや亡くなった社員への思いを語る元社員の上宇都辰夫さん
京アニや亡くなった社員への思いを語る元社員の上宇都辰夫さん

 昨年夏の第1スタジオ放火殺人事件で大きな被害を受けた京都アニメーション(京アニ)。全従業員の2割近い36人が亡くなり、木上益治(きがみよしじ)さん=当時(61)=ら多数の中心メンバーも失った。それでも元京アニのアニメーター、上宇都(かみうと)辰夫さん(56)は、「京アニは必ず復活する」と信じ、京アニの社風や支えてきたスタッフ、今後の京アニへの思いについて発信し続けている。

和気あいあいとした社風

 「入社時から現場を大切にしてくれた会社。辞めた今でも感謝しきれない」

 京アニの大きな特徴として、福利厚生の充実さを挙げる人も多いが、昭和60年に入社し、平成30年に退社するまで30年以上京アニで働いた上宇都さんもその一人だ。