全国から注文相次ぐサバの薫製は金色に輝き記憶に残る味

「燻製塩さば 鯖とろスモーク」(丸上商店提供)
「燻製塩さば 鯖とろスモーク」(丸上商店提供)

 水産品の下請けを手掛ける松江市鹿島町の水産加工会社が開発した「燻製(くんせい)塩さば 鯖(さば)とろスモーク」が、全国商工会連合会の令和2年度の品評会で、上から3番目のゴールド賞を受賞した。従業員の減少で下請け加工の受託も年々厳しくなる中、経営者夫婦が3年かけて開発した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で発売当初はまったく売れなかったが、賞の受賞をきっかけにネットで評判になり、全国から注文が相次ぐようになった。

柔らかな食感

 開発したのは丸上(まるじょう)商店。「受賞の知らせを聞いて水産加工場で思わずバンザイした」と話すのは同社代表の川上貢さん(57)。「知名度もない商品なのにまさかゴールド賞を受賞できるとは」と驚きを隠さない。

 全国商工会連合会の品評会「バイヤーズルームアワード2020」には全国から100点の応募があり、39社の流通関係者らが審査。丸上商店が受賞したゴールド賞は経済産業大臣賞、中小企業庁長官賞に次ぐ3番目の賞だ。