容態急変にどう対応 独居の自宅療養の難しさ

 新型コロナウイルス患者の自宅療養に関する産経新聞の調査では、12月以降に亡くなった19人のうち、1人暮らしの高齢者が少なくとも3人に上ることが明らかになった。感染者が高止まり状態で病床の逼迫(ひっぱく)が進む中、今後も自宅療養となる独居の感染者も増えるとみられるが、専門家は「1人暮らしは年齢に関係なく、正確な健康状態の把握が難しい」と指摘、体調急変時に即応できる態勢整備の必要性を訴えている。(桑村大、井上裕貴)

 神奈川県では今月、大和市に住む独居の70代男性が亡くなった。男性は10日に検査で陽性が判明。翌日に医療機関から届けを受けた保健所が、入院の有無を判断するため初めて13日朝に男性に連絡したが通じなかった。その後の電話や自宅訪問でも一度も応答はなく、15日に男性が自宅で死亡しているのが判明した。