鉄板ネタ無断使用が契機 人口最少県と世界最小ナウルの縁

美しいナウルの海(ナウル共和国政府観光局日本事務所提供)
美しいナウルの海(ナウル共和国政府観光局日本事務所提供)

 「スタバはないけどスナバはある」。鳥取県の平井伸治知事の十八番(おはこ)のダジャレを赤道直下の人口約1万3千人の島国「ナウル共和国」政府観光局日本事務所が無断で借用し、公式ツイッターで発信。そのツイートに鳥取県が反応し、ダジャレの使用を許可するとともに「すなうる(砂売る)共和国連合」の結成を呼びかけた。全国最少の鳥取県と世界最小の共和国の間で、瓢箪(ひょうたん)から駒の国際交流が実現する気配が高まっている。

「勝手にパクらせていただきました」

 「私の『十八番』をナウル共和国政府観光局が勝手に使ったということが判明いたしました」

 2月10日、平井知事の定例記者会見。「実はネットで見て、ちょっとびっくりしたことがありまして」と切り出した。県と同事務所によると、詳細はこうだ。

 「ナウル」は「私はビーチに行く」を意味する現地語を縮めた言葉で、同国民にとって砂浜(ビーチ)はそれほど身近な存在。同事務所は開設された昨年10月以降、公式ツイッターで同国のさまざまな事象を紹介しており、「-スナバはある」もその一環として2月4日に発信した。そしてその数時間後、「言っておかないのは不誠実だから」として「鳥取県の平井知事発言を勝手にパクらせていただきました」と追加でツイートした。