偏西風

新国立とパナスタ 低コスト「手本」は関西にあり

新国立競技場の「手本」となったパナソニックスタジアム吹田。無駄を省き、低コストで建設された(本社ヘリから)
新国立競技場の「手本」となったパナソニックスタジアム吹田。無駄を省き、低コストで建設された(本社ヘリから)

 東京五輪は7月24日で開幕までちょうど1年となる。急ピッチで準備が進む中、開閉会式などが行われるメイン会場、新国立競技場(東京都新宿区)の「手本」となったスタジアムが関西にある。Jリーグ、ガンバ大阪の本拠地、パナソニックスタジアム吹田(パナスタ、大阪府吹田市)だ。個人や企業の寄付で建設資金を捻出し、平成27年9月に完工した。知恵を絞ってコストを抑えた計画には、無駄を嫌う関西らしさが表れている。同時に、日本のハコモノ建設のあり方にも一石を投じている気がする。

大阪城再建の心意気

 「募金でスタジアムを造りたいんです」