「自転車の聖地」をレガシーに 山梨・山中湖で五輪支えるトム・ボシスさん

 新型コロナウイルスの感染拡大で延期された東京五輪が、いよいよ今夏開催される。フランス人で元自転車プロ選手のトム・ボシスさん(26)は、自転車ロードレースのコースになる山梨県山中湖村の地域おこしプランナーとして五輪の成功を支え、レガシー(遺産)も見据えている。(渡辺浩)

五輪自転車ロードレースのコースになっているパノラマ台でレガシー作りを語るトム・ボシスさん =山梨県山中湖村平野(渡辺浩撮影)
五輪自転車ロードレースのコースになっているパノラマ台でレガシー作りを語るトム・ボシスさん =山梨県山中湖村平野(渡辺浩撮影)

フランス代表の事前合宿地

 「『五輪は楽しかったなあ』で終わっては駄目です」。ボシスさんは、富士山を望む山中湖村のパノラマ台で「レガシー作り」を強調した。

 山中湖村は自転車ロードレースのコースになる上、フランス代表の事前合宿地にも決まっている。ボシスさんは平成30年に東京から移り住み、村の観光課職員兼国際交流員として受け入れ態勢を整えてきた。