62歳でマラソン2時間52分台 世界記録を更新し続ける女性ランナー

大阪国際女子マラソンで長居公園の周回コースを走る弓削田真理子さん=1月31日、大阪市東住吉区(南雲都撮影) 
大阪国際女子マラソンで長居公園の周回コースを走る弓削田真理子さん=1月31日、大阪市東住吉区(南雲都撮影) 

 市民ランナーにとって一つの目標であるサブ3(フルマラソンの3時間切り)を58歳で初めて達成し、60歳を過ぎてなお自己記録を更新し続ける驚異の女性ランナーがいる。埼玉県坂戸市の弓削田(ゆげた)真理子さん(62)=埼玉おごせ石川眼科。1月31日に開かれた「第40回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、奥村組協賛)では2時間52分13秒をマークし、自らの持つ60歳以上の女子世界記録を大幅に塗り替えた。「年齢なんて関係ない」。記録更新へのあくなき向上心が“鉄人”の進化を支えている。(宇山友明)

 新型コロナウイルスの影響で、市街地を駆け抜ける従来のコースから長居公園(大阪市東住吉区)の周回コースに変更された今年の大阪国際。ヤンマースタジアム長居に戻ってきた弓削田さんは最後の力を振り絞り、48位でゴールに飛び込んだ。1周約2・8キロの周回コースでほぼ一定のペースを刻み、自身の持つ2時間56分54秒の世界記録を4分以上も短縮。「私はまだやれる」。目には涙が浮かんでいた。