偏西風

コロナ下 2年目のプロスポーツ 重ねたデータを安全の支えに 大阪運動部長・北川信行

観客席に抗菌の液体を散布するドローン=2月25日、神戸市のノエビアスタジアム神戸
観客席に抗菌の液体を散布するドローン=2月25日、神戸市のノエビアスタジアム神戸

 新型コロナウイルス感染の収束が見通せない中、国内のプロスポーツ界はコロナ下で2年目のシーズンを迎えた。サッカーのJ1が2月26日に開幕。プロ野球は3月2日にオープン戦がスタートし、26日にペナントレースが始まる。

 依然として観客数の制限が続くなど、正常化の道のりは遠い。だが、手探りだった昨シーズンとは異なる。

 最も大きいのは、感染対策のデータが蓄積されたことだ。何が危険で、何が安全かのより正確な判断が可能となり、有効な対策が講じられるようになった。新たな技術を用いた予防策も登場している。試合を止めず、何とか開催してきた昨シーズンからの努力が、実を結んでいる。

 J1開幕を翌日に控えた2月25日。ヴィッセル神戸の本拠地、ノエビアスタジアム神戸(神戸市)では、一風変わった作業が行われていた。