聖火リレースタート 歴史の火を未来に運べ 論説副委員長・別府育郎

聖火リレーの出発式で聖火皿からトーチへ点火する、2011年サッカー女子W杯で優勝した日本代表「なでしこジャパン」のメンバー岩清水梓選手=25日午前9時39分、福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(代表撮影)
聖火リレーの出発式で聖火皿からトーチへ点火する、2011年サッカー女子W杯で優勝した日本代表「なでしこジャパン」のメンバー岩清水梓選手=25日午前9時39分、福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(代表撮影)

 聖火リレーが始まった。世界中が新型コロナウイルス禍の不安におののく中でのスタートである。

 「東京五輪をトンネルの終わりの光としたい」と話したのは、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長だった。トーチの火は、これを実現すべく、確固たる開催への意志を日本が世界に示すものだ。

 スタート地点のJヴィレッジは10年前、福島第1原発事故対応の前線基地として敷地内は関係車両や簡易宿舎で埋め尽くされた。